をか)” の例文
しかしてをかが、緑草あをくさや花に富める頃、わが飾れるさまを見ん爲かとばかり、己が姿をそのふもとの水にうつすごとく 一〇九—一一一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼は種なきにかの高きをかに生ずる色をなほも己が手をもて摘みつゝ、右の岸に微笑ほゝゑみゐたり 六七—六九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一のうてなをかを卷くこと第一の圈の如し、たゞ異なるはその弧線アルコのいよ/\はやくまがるのみ 四—六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)