“邪者”の読み方と例文
読み方割合
よこしまもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの頃、あゝいふ彼女を、あんな眼で見てゐた自分が、返つて独り好がりの邪者（よこしまもの）で、彼女こそ常に変らない筍である！　——さう云ふ思ひに一層彼は陥つた。
小川の流れ (新字旧仮名) ／ 牧野信一(著)