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邪宗門
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じゃしゅうもん
ふりがな文庫
“
邪宗門
(
じゃしゅうもん
)” の例文
何かと言うと、去年、尾張城の書庫の整理の際に、
邪宗門
(
じゃしゅうもん
)
にかかわるものすべてを焼いた中に、偶然、かれの目についた、一通の古書。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
邪宗門
(
じゃしゅうもん
)
ころび
家旨改帳
(
かしかいちょう
)
なんてのが此処の県立図書館に残っている。切支丹禁制時代の書類だの
踏絵
(
ふみえ
)
だのが沢山あるから調べるなら寄って見ようか
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
が、それはどうもちと無法なようじゃ。成程あの摩利信乃法師は
邪宗門
(
じゃしゅうもん
)
を拡めては歩いて居ようが、そのほかには何一つ罪らしい罪も犯して居らぬ。さればあの沙門を殺すのは、云わば
無辜
(
むこ
)
を
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この一団は人里をはなれたかかる山奥に来て、幕府がきびしく禁じている
邪宗門
(
じゃしゅうもん
)
の
祈祷
(
いのり
)
を奉じているらしく想像されます。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“邪宗門”の解説
邪宗門(じゃしゅうもん)は、「邪な宗門」、つまり現代風に言えば「邪悪な宗教」といった意味の言葉・表現で、豊臣政権や江戸幕府が特定の宗教・宗派に対して用いた一種の政治用語。
(出典:Wikipedia)
邪
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“邪宗門”で始まる語句
邪宗門狩