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遍照金剛
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へんじょうこんごう
ふりがな文庫
“
遍照金剛
(
へんじょうこんごう
)” の例文
「南無大師
遍照金剛
(
へんじょうこんごう
)
」とせわしく唱えながら、ようやく太陽の昇ったのを見て、いそいで山をくだり、京都へ帰って、薬や
鍼
(
はり
)
の治療にいそしんだのである。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
南無
(
なむ
)
大師、
遍照金剛
(
へんじょうこんごう
)
ッ! 道の左右は人間の黒山だ。お
捻
(
ひねり
)
の雨が降る。……村の嫁女は振袖で拝みに出る。
山吹
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“遍照金剛”の意味
《名詞》
遍照金剛 (遍照+金剛 へんじょうこんごう)
《仏教》 密教における、大日如来の異名。大日如来の光は三千大千世界(仏国土)を遍照(遍く照らすこと)し、その存在は金剛(仏典上で「最も硬い金属」といわれる物)さながらに不壊(堅固で壊れないこと)であることから。
(出典:Wiktionary)
遍
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“遍照”で始まる語句
遍照
遍照寺
遍照院