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遊女宿
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あそびやど
ふりがな文庫
“
遊女宿
(
あそびやど
)” の例文
あの遠藤盛遠から、初めて、母の実体を聞かされた晩に、かれは、惜しみもなく、
遊女宿
(
あそびやど
)
の女へ、
二十歳
(
はたち
)
の
童貞
(
どうてい
)
を、うっちゃるように、くれてしまった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いつもの
遊女宿
(
あそびやど
)
で楮幣を出したら、売女どもまで口をそろえて、これは紙キレだと
吐
(
ぬ
)
かしおる。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とはいえ、まだひとりで、六条の
遊女宿
(
あそびやど
)
へゆくほどな勇気もなかった。妄想して、思うらくは——またあの遠藤盛遠でも現われて、六条へ誘ってくれるものなら、そこでもよし。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六条の
遊女宿
(
あそびやど
)
で気焔をあげていた一座の武士たちが、意味ありげに、
遊女
(
おんな
)
たちへ
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たしかに、六条
洞院
(
とういん
)
の
遊女宿
(
あそびやど
)
。——盛遠に誘われて来た家である。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“遊女”で始まる語句
遊女
遊女屋
遊女狂
遊女町
遊女街
遊女買