“速風(はやて)” の例文
どつとばかりに津波の勢ひで村外れの河口から吹きあげてくる速風(はやて)は周囲の丘に行手をさへぎられて、唸りを挙げて天に沖し、壮烈な風巻(しまき)を巻き起すのが常であつた。
鬼の門 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)