逓次ていじ)” の例文
余が嬉しいと感ずる心裏しんりの状況には時間はあるかも知れないが、時間の流れに沿うて、逓次ていじに展開すべき出来事の内容がない。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
鳥に初まって大蓋に至るその間逓次ていじ後者が前者より強い、しかして虎より獅、獅より竜鱗、それから火、次に雨、次に蓋が一番強いとしているが