トップ
>
逆風
>
さかかぜ
ふりがな文庫
“
逆風
(
さかかぜ
)” の例文
新陰流の古勢「
逆風
(
さかかぜ
)
」の太刀を
平常
(
へいぜい
)
から得意としていたので、その働きぶりは、殊にものものしかったとある。彼の従者の森地五郎八も、よく戦って
斃
(
たお
)
れた。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
納経
(
なふきやう
)
の御望み叶はせられざりしより、竹の梢に中つて
流
(
そ
)
るゝ金弾の如くに御志あらぬ方へと走り玉ひ、鳴門の潮の
逆風
(
さかかぜ
)
に怒つて天に
滔
(
はびこ
)
るやう凄じき御祈願立てさせ玉ひしと仄に伝へ承はり侍りしが
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“逆風”の意味
《名詞》
逆風(ぎゃくふう)
船の進む方向から吹く風。
不利な状況。進行を妨げる出来事。
(出典:Wiktionary)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“逆風”で始まる語句
逆風剣