辟支仏びゃくしぶつ)” の例文
爾の求むるところは、阿羅漢あらかん辟支仏びゃくしぶつもいまだ求むるあたわず、また求めんともせざるところじゃ。哀れな悟浄よ。いかにして爾の魂はかくもあさましき迷路に入ったぞ。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
波羅奈はらな国に仙山ありて辟支仏びゃくしぶつ二千余人住む。