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輫
ふりがな文庫
“輫”の読み方と例文
読み方
割合
はこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこ
(逆引き)
おまけに
輫
(
はこ
)
へはひる所だから、片手に袴をつかんだ
儘
(
まま
)
、心もち腰をかがめ加減にした、——その又恰好もたまらなかつたつけ。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
再びしずしずと牛車の
輫
(
はこ
)
にはいって、そうして、牛車を戻せと低い声で命令すると、牛はやがてのそのそと動き出して、
轅
(
ながえ
)
は京の方角へむかって行った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
尤もその車の内は、浮線綾の
縁
(
ふち
)
をとつた青い簾が、重く封じこめて居りますから、
輫
(
はこ
)
には何がはいつてゐるか判りません。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
輫(はこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
輫
部首:⾞
15画
“輫”のふりがなが多い著者
芥川竜之介
岡本綺堂