“輝々(きき)” の例文
次第に夜の明くるに従って月の光の薄らぐと同時に南方雪山の頂には暁の星が輝々(きき)煌々(こうこう)と輝いて、その光が湖面に反射して居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
今日も真夏の、明るい太陽が、箱根の山々を輝々(きき)として、照し初めた。が、人事不省の裡(うち)に眠っている瑠璃子は、昏々(こんこん)として覚めなかった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)