身体なり)” の例文
旧字:身體
「いえもう、身体なりばかり大きゅうございまして、から、役に立ちません」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
少し来ては都合の悪い事があって来ませぬ、お前さん私は今まで泣いたことはありません、又大きな身体なりをして泣くのは見っともねえから、めろ/\泣きはしませんけれども、ほかに身寄兄弟もなし
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)