蹄鉄ひづめ)” の例文
唄はきに杜絶えた。と、道が登り坂になって、蹄鉄ひづめのはげしく石に触れる音がする。馬子はぴしゃりぴしゃりと鞭をあてながら、とんがり声で馬を叱りとばしている。
乞食 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
すると王宮の方から馬の蹄鉄ひづめの音が高く響いて来て、その一ツは青眼先生のうちの方へ行き、一ツは自分の家の門の中へ駈け込んで、玄関の処でピタリと止まりました。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
蹄鉄ひづめで小石を蹴るたびに火花が散る。
乞食 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)