走板はしりいた)” の例文
わたくし自身は、前柱の帆を解き放すと一しよに、ぴつたり腹這つて、足を舳の狭い走板はしりいたにしつかりふんばつて、手では前柱の根に打つてあるくわんを一しよう懸命に握つてゐました。
うづしほ (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)