“貞永式目”の読み方と例文
読み方割合
じょうえいしきもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北条泰時が貞永式目じょうえいしきもくという法律を作りました時に、「かように沙汰候を、京辺みやこあたりには定めて物も知らぬえびすどもの書き集めたるふみとて、笑はるゝ方も候はんずらん、憚り覚え候。」
八代将軍の時に諸法度しょはっとの類もやっと出来上ったくらいだが、それにしても北条時代の式目が土台になっている、あの貞永式目じょうえいしきもくというのが深く人心にみ込んでいるものであり
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)