ふくよ)” の例文
新字:
自分は、霜枯れ果てた此畑中に、ひとり實割れるばかりふくよかな趣きを見せて居る此『野菜の王』を、少なからず心に嬉しんだ。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)