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警邏
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けいら
ふりがな文庫
“
警邏
(
けいら
)” の例文
「どういたしまして、まったく
警邏
(
けいら
)
のお蔭さんでございますよ。こうして、町の衆が、夜を安楽に寝ていられますのもね」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
町方の
警邏
(
けいら
)
の船に乘つて、兩國の橋間を縫つて居りましたが、佐渡屋の涼み櫓が、水の中へ落ちると見るや、群がる涼み船を掻きわけて、
辛
(
から
)
くも現場に
漕
(
こ
)
ぎ寄せ
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
夜更けの裏通りで、
警邏
(
けいら
)
の見廻り同心が、手下をつれて、歩いているのに、一、二度出逢ったが、闇太郎は平気で、鼻唄でやりすごして、やがて、しいんとした黒門町の細い
巷路
(
こうじ
)
にさしかかる。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
すでにこの時、州長官の手勢と役人たちは、梁山泊の徒とあっては聞き捨てならず、全山の
警邏
(
けいら
)
を招集して、四方に配備を
布
(
し
)
いていた。ぐずぐずしていれば県道の城門を閉められる
惧
(
おそ
)
れもある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“警邏”の意味
《名詞》
警邏(けいら)
警戒し、また巡回、見回りすること。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
邏
漢検1級
部首:⾡
23画
“警邏”で始まる語句
警邏機