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警吏
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やくにん
ふりがな文庫
“
警吏
(
やくにん
)” の例文
「盗賊は、まだ
捕
(
つかま
)
らぬか。はて、のろまな
警吏
(
やくにん
)
だ」と、後ろへ供につれている
童
(
わっぱ
)
のような小男——
蜘蛛太
(
くもた
)
を顧みてにやりと笑っていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丘の上の
破
(
や
)
れ果てた御堂の縁に、彼が
易々
(
やすやす
)
と木の葉虫のようにごろりと横になったころ、一方の
警吏
(
やくにん
)
は、月輪家の裏門の戸をどんどんとたたいていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「何、おれを
警吏
(
やくにん
)
へ引き渡す? おもしろい、糺明所へでもどこへでも突き出してもらおうじゃねえか」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
吏
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“警吏”で始まる語句
警吏長等
警吏暗殺狂不狂