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諷誦
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ふうしょう
ふりがな文庫
“
諷誦
(
ふうしょう
)” の例文
物語は即ち事実をば音調によって面白く排列し、これを
諷誦
(
ふうしょう
)
すれば自ずから一種の声律を為して人の快感を誘うものであるから、つまりこれもまた一種の歌である。
婦人問題解決の急務
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
かつての
名刹
(
めいさつ
)
、二龍山の
宝珠寺
(
ほうじゅじ
)
も、いまは賊の殿堂と化して、千僧の
諷誦
(
ふうしょう
)
や
梵鐘
(
ぼんしょう
)
の声もなく、代りに、
豹
(
ひょう
)
の皮をしいた
榻
(
とう
)
の上に、赤鬼のごとき大男が昼寝していた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“諷誦”の意味
《名詞》
(経文などを)声に出して詠むこと。
(出典:Wiktionary)
諷
漢検1級
部首:⾔
16画
誦
漢検1級
部首:⾔
14画
“諷誦”で始まる語句
諷誦文