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諦念
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あきらめ
ふりがな文庫
“
諦念
(
あきらめ
)” の例文
首を
斬
(
き
)
られる時なぞも、尋常に斬られる。女は尋常に服従したそうだ。無論小川君の
好嫖致
(
はおぴやおち
)
な所も、女の
諦念
(
あきらめ
)
を容易ならしめたには相違ないさ。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
然るにこのバルヂピエロはもう若いもので無いと
諦念
(
あきらめ
)
を附けることの出来ない人として、世間の人に知られてゐる。此人は今も機会があつたら若いものの真似をしようとしてゐる。
復讐
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
然處
(
しかるところ
)
貴君の行跡全く此希望と
相反
(
あひそむき
)
候は、今更是非なき次第と
諦念
(
あきらめ
)
候より外無之候。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
絶望はせぬが、
諦念
(
あきらめ
)
も附かない。11480
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“諦念”の意味
《名詞》
諦念(ていねん)
道理を悟る気持ち。
あきらめの気持ち。
(出典:Wiktionary)
諦
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“諦念”で始まる語句
諦念主義