かい)” の例文
武蔵が人におしえるためにしるしたものではなく、彼が自己の短所を自己へむかって、反省の鏡とするために書いた座右のかいであったところに、独行道二十一章の真価はあるのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
殺人のかいだけを、その宗門の聖典から、けずり去っている集団です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)