おし)” の例文
法音は、きょうは何か、これ以上、政子へおしえる気もくじけたように、それをしおに力なく起って
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ううむ。成人したのう。やはり旅の風は人の子に世を歩む道をおしえてくれる」
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、昔からの口ぐせで自然、おしえる口調になるのだった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)