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誑
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たら
ふりがな文庫
“
誑
(
たら
)” の例文
「それジワジワとおいでなすったぞ。この大江戸の話ばかりが
資金
(
もとで
)
いらずの資金というものさ。
田舎
(
いなか
)
の女を
誑
(
たら
)
すにはこれに
上越
(
うえこ
)
すものはないて」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
言葉巧みに親父を
誑
(
たら
)
し込んで、
祖父
(
じじい
)
の代から伝わった
田地田畠
(
でんちでんぱた
)
を初め銀行の貯金、親父の保険金なぞいうものを根こそげ捲き上げてしまったあげく
鉄鎚
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“誑”の解説
誑 (おう)(sa: māyā、マーヤー)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
欺瞞。自分だけの利益や世間の評判(名聞利養)を得ようとして、様々なはかりごとを心に秘めて、自分が徳のある人物であると見せかける偽りの心である。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
誑
漢検1級
部首:⾔
14画
“誑”を含む語句
欺誑
誑惑
斗秤欺誑人
誑惑癖
誑死