詠込よみこ)” の例文
他の皇子の御歌とくらべるから左程に思わぬが、そのあたりの歌を読んで来ると、やはり選は此歌に逢着ほうちゃくするのである。此歌は一首に三つも地名が詠込よみこまれている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)