“訳読”の読み方と例文
読み方割合
やくどく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マストに風がうなったり、ハッチへなみが打ちこんだりしても、その浪なり風なりは少しも文字の上へ浮ばなかった。彼は生徒に訳読やくどくをさせながら、彼自身先に退屈し出した。
保吉の手帳から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)