“角倉了以”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すみくらりょうい33.3%
すみのくらりょうい33.3%
すみのくられうい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京都瑞泉寺ずいせんじ縁起えんぎに依れば、順慶の歿後、此の石塔は洪水のために崩れてしまい、跡を訪う者もなかったのを、慶長十六年角倉了以すみくらりょういが高瀬川を開くに当ってその荒廃せるを哀れみ
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
京都の高瀬川たかせがわは、五条から南は天正十五年に、二条から五条までは慶長十七年に、角倉了以すみのくらりょういが掘ったものだそうである。そこを通う舟は曳舟ひきふねである。
高瀬舟縁起 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
京都の高瀬川は、五條から南は天正十五年に、二條から五條までは慶長十七年に、角倉了以すみのくられういが掘つたものださうである。そこを通ふ舟は曳舟である。
高瀬舟縁起 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)