觀相アンシヤウウング)” の例文
新字:観相
おほよそ詩の上にて觀の主客を言ふものは、大抵作家の感情を以て主觀とし、作家の觀相アンシヤウウングを以て客觀とす。叙情詩を主觀とするは是を以てなり。叙事詩を客觀とするは是を以てなり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)