“観照”の読み方と例文
読み方割合
かんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近来(純粋自然主義が彼の観照かんしょう論において実人生に対する態度を一決して以来)の傾向は、ようやく両者の間の溝渠こうきょのついに越ゆべからざるを示している。
有頂天うちょうてんになっておごれないのである。逆に、あさましいとすら自己を観照かんしょうされだしていたのだった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)