トップ
>
覰
>
のぞ
ふりがな文庫
“
覰
(
のぞ
)” の例文
囃子方
(
はやしかた
)
に新という者あり。宵より
出
(
い
)
でていまだ小屋に
還
(
かえ
)
らざれば、それかと白糸は間近に寄りて、男の寝顔を
覰
(
のぞ
)
きたり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かく言いつつ珍しげに女の
面
(
おもて
)
を
覰
(
のぞ
)
きぬ。白糸はさっと
赧
(
あから
)
む顔を
背
(
そむ
)
けつつ
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
覰
部首:⾒
18画