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見知越
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みしりご
ふりがな文庫
“
見知越
(
みしりご
)” の例文
通りかかって、ふと気がつくと、いつもの蝋人形がいなくなっているのです。
見知越
(
みしりご
)
しの蝋人形がですよ。美しい奴でした。まだ若い娘でね
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そこでは
見知越
(
みしりご
)
しの老人仲間が落ち合つて、臭い薬湯に浸つては、ゆだり気味になると板の間に寝そべつてお念仏を独唱したり、世間話をしたりして一日を暮すのだつた。
煤煙の匂ひ
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
いずれも岸本には
見知越
(
みしりご
)
しの連中で、
襟飾
(
えりかざり
)
の結び方からして美術家らしく若々しかった。こうして集って見ると、岸本よりはずっと
年少
(
としした
)
な岡が在留する美術家仲間では
寧
(
むし
)
ろ
年嵩
(
としかさ
)
なくらいであった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“見知”で始まる語句
見知
見知人
見知置
見知顔
見知らぬ紳士