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覉旅
ふりがな文庫
“覉旅”の読み方と例文
読み方
割合
きりょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりょ
(逆引き)
これは、柿本朝臣人麻呂
覉旅
(
きりょ
)
歌八首という中の一つである。覉旅八首は、純粋の意味の連作でなく、西へ行く趣の歌もあり、東へ帰る趣の歌もある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
わたくしはこの年から五、六年、
図
(
はか
)
らずも
覉旅
(
きりょ
)
の人となったが、明治四十一年の秋、重ねて来り見るに及んで、
転
(
うた
)
た
前度
(
ぜんど
)
の
劉郎
(
りゅうろう
)
たる思いをなさねばならなかった。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この一首で、「悲しく思ほゆ」の句が心を
牽
(
ひ
)
く。当時の
覉旅
(
きりょ
)
の実際からこの句が来たからであろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
覉旅(きりょ)の例文をもっと
(3作品)
見る
覉
部首:⾑
23画
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
“覉”で始まる語句
覉愁
“覉旅”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
永井荷風