“褻涜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せつとく66.7%
せっとく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じいさんがそんな事を言ったのは、子供の心にも、profanation である、褻涜せつとくであるというように感ずる。お社の御簾みすの中へ土足で踏み込めといわれたと同じように感ずる。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「それは褻涜せつとくと云ふものだ。」
(新字旧仮名) / グスターフ・ウィード(著)
九章前半は文字直接の意味においては、神を責むるが如くにして褻涜せっとくの極というべきも、実は友の提唱する神観の誤りを指摘したものであって、畢竟ひっきょうするに友を責めた語である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)