つと)” の例文
なお、家持には、「のこりの雪にあへ照る足引の山橘をつとにつみな」(巻二十・四四七一)という歌もあって、山橘に興味を持っていることが分かる。この巻十九の歌の方がまさっている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)