“表階段”の読み方と例文
読み方割合
おもてばしご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、あの大正十二年の大震火災のおり、広い二階座敷にいたその子は、表階段おもてばしごの方へ逃げた。郁子さんは、裏階段うらかいだんのがれた。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
表階段おもてばしごの方へけていった後姿は見たが、それっきりで、どんなに探しても現われてこないのだった。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)