蟲酸むしづ)” の例文
新字:虫酸
彼が小首を傾けて氣取りながら、生徒達の機嫌をうかがふやうな眼附をして、にたりと笑ふ時、私達は蟲酸むしづの走るやうな輕薄さを感じた。
猫又先生 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)