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螫
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はり
ふりがな文庫
“
螫
(
はり
)” の例文
減
(
へ
)
るどころか、却って数もふえて、それが大変いやな小悪魔達で、お尻にとても毒のある
螫
(
はり
)
を持っていることも知っています。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
やがて
螫
(
はり
)
を收むる蜂のごとくその魔性の尾を引縮め車底の一部を
引出
(
ひきいだ
)
して
紆曲
(
うね
)
りつつ去りゆけり 一三三—一三五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
というは、もしもあけていなかったら、このうれしい訪問者までが、あのお尻に
螫
(
はり
)
を持った小悪魔達にまじって、箱の中に閉じ込められていなければならなかったでしょうから。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
そして、彼女の眼が薄暗がりに
慣
(
な
)
れて来ると、蝙蝠のような翼をして、とても意地が悪そうで、お尻におそろしく長い
螫
(
はり
)
を持った、いやな小さなものが一杯いることが分りました。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
螫
漢検1級
部首:⾍
17画
“螫”を含む語句
乱螫
螫毛