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蚋
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ぶゆ
ふりがな文庫
“
蚋
(
ぶゆ
)” の例文
捕える糸よ。蟻だの、
蚋
(
ぶゆ
)
だの、留まると
遁
(
の
)
がさない道具だわ。あなた名を知らないでしょう、これはね、モウセンゴケというんです、ちょいとこの上から御覧なさい。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
微
(
かす
)
かに声するを何事ぞと耳を
欹
(
そばだ
)
てると
蚋
(
ぶゆ
)
が草間を飛び廻って「かの青橿鳥は何を苦にするぞ」と問うに「彼の初生児を鷹に捉られた」と草が
対
(
こた
)
う、蚋「汝は誰に聞いたか」
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“蚋(ブユ)”の解説
ブユ(蚋、蟆子、Black fly)は、ハエ目(双翅目)カ亜目ブユ科(Simuliidae)に属する昆虫の総称。ヒトなどの哺乳類や鳥類から吸血する衛生害虫である。関東ではブヨ、関西ではブトとも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
蚋
漢検1級
部首:⾍
10画
“蚋”を含む語句
蚊蚋
毒蚋
蚋子