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號鐘
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かね
ふりがな文庫
“
號鐘
(
かね
)” の例文
新字:
号鐘
健は卓の上から延び上つて、其處に垂れて居る
索
(
なわ
)
を續け樣に強く引いた。壁の彼方では勇しく
號鐘
(
かね
)
が鳴り出す。今か今かとそれを待ちあぐんでゐた生徒等は、一しきり春の潮の樣に騷いだ。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『は。……いや、それでごあんすでば。今も申上げようかと思ひあんしたども、お話中に
容喙
(
くちだし
)
するのも惡いと思つて、默つてあんしたが、先刻その、
號鐘
(
かね
)
が鳴つて今始業式が始まるといふ時、お出しになりあんしてなす。ハ、これでごあんす。』
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
號
部首:⾌
13画
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
“號”で始まる語句
號
號外
號令
號衣
號室
號砲
號鈴
號出
號頭
號泣