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蘇門
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そもん
ふりがな文庫
“
蘇門
(
そもん
)” の例文
まして、木曾から出た
国家老
(
くにがろう
)
として、名君の聞こえの高い山村
蘇門
(
そもん
)
(良由)が十数年も尾張藩の政事にあずかったころの
長閑
(
のどか
)
な城下町ではもとよりない。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
中にはこの社殿を今見る形に改めた造営者であり木曾福島の名君としても知られた山村
蘇門
(
そもん
)
の寄進にかかる記念の額なぞの宗教的な気分を濃厚ならしめるのもあるが
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この社殿を今見る形に改めた造営者であり木曾福島の名君としても知られた山村
蘇門
(
そもん
)
の寄進にかかる記念の額でも、例の二つの
天狗
(
てんぐ
)
の面でも、ことに口は耳まで裂け延びた鼻は獣のそれのようで
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
蘇
漢検準1級
部首:⾋
19画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“蘇門”で始まる語句
蘇門岳
蘇門答剌
蘇門荅剌