“藺呉座”の読み方と例文
読み方割合
いござ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土間から細縁を上ると其処は六畳敷ばかりの板の間へ薄い藺呉座いござが延いてあって、女中や下男の、古い飴色の箱膳が並んで居る。茶の間は其より一段高く仕切られた八畳程の黄色っぽい座敷である。
かやの生立 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)