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藤野古白
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ふぢのこはく
ふりがな文庫
“
藤野古白
(
ふぢのこはく
)” の例文
当年の藤野君をして見せしめば、僕の進歩の
長足
(
ちやうそく
)
なるに多少の敬意なき
能
(
あた
)
はざるべし。
因
(
ちなみ
)
に云ふ、藤野滋君はかの
夭折
(
えうせつ
)
したる明治の俳人
藤野古白
(
ふぢのこはく
)
の弟なり。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕は以前
藤野古白
(
ふぢのこはく
)
の句に「
傀儡師
(
くわいらいし
)
日暮れて帰る
羅生門
(
らしやうもん
)
」と云ふのを見、「傀儡師」「羅生門」共に僕の小説集の名だから、
暗合
(
あんがふ
)
の妙に驚いたことがある。然るに今又この暗合に出合つた。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“藤野古白”の解説
藤野古白(ふじの こはく、1871年9月22日(明治4年8月8日) - 1895年(明治28年)4月12日)は日本の俳人・劇作家・小説家。本名・藤野潔。従兄弟に正岡子規と服部嘉香がいる。自殺した。没後、正岡子規が『古白遺稿』(1897年)を刊行した。
(出典:Wikipedia)
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“藤野”で始まる語句
藤野屋杢左衞門
藤野
藤野滋
藤野啓山
藤野米吉