“藁葺小屋”の読み方と例文
読み方割合
わらぶきごや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明は頭からびしょ濡れになって、林の空地に一つの藁葺小屋わらぶきごやを見つけると、大急ぎで其処へ飛び込んだ。何かの納屋かと思ったら、中はまっ暗だが、空虚らしかった。小屋の中は思いの外深い。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)