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蕙蘭
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けいらん
ふりがな文庫
“
蕙蘭
(
けいらん
)” の例文
凡そ此等の書の中には、初め
古
(
いにしへ
)
の本草経が包含せられてゐた。しかし其一部分は
妄
(
みだり
)
に
刪
(
けづ
)
られて亡びた。唯他の一部分が
蕙蘭
(
けいらん
)
の雑草中に存ずるが如くに存じてゐる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
前に対食を
嘲
(
あざけ
)
った女等が、趙に玄機の寂しがっていることを話すと、趙は笑って「
蘋也飄蕩
(
ひんやへうたう
)
、
蕙也幽独
(
けいやいうどく
)
」と云った。玄機は
字
(
あざな
)
を幼微と云い、また
蕙蘭
(
けいらん
)
とも云ったからである。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
蕙
部首:⾋
15画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
“蕙”で始まる語句
蕙斎
蕙
蕙蓮
蕙也幽独
蕙斎人物略画式