“蘋也飄蕩”の読み方と例文
読み方割合
ひんやへうたう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前に対食をあざけった女等が、趙に玄機の寂しがっていることを話すと、趙は笑って「蘋也飄蕩ひんやへうたう蕙也幽独けいやいうどく」と云った。玄機はあざなを幼微と云い、また蕙蘭けいらんとも云ったからである。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)