蔀簾しとみすだれ)” の例文
じゃくとして——庵室のうちは静かなのである——ただ短檠たんけい一穂いっすいの灯が、そこの蔀簾しとみすだれのうちで夜風に揺れていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)