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蒸汽
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じょうき
ふりがな文庫
“
蒸汽
(
じょうき
)” の例文
半鐘の
音
(
ね
)
、
蒸汽
(
じょうき
)
ポンプのサイレンの
響
(
ひびき
)
が、活動街の上を越して伝わって来た。それに混って時々樹上の畸形児の狂喜のうなりが聞えた。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
河心の一銭
蒸汽
(
じょうき
)
は、
曳舟
(
ひきぶね
)
蒸汽を追い越して、河岸の石垣に、あと浪を寄せつけて行きます。幼馴染の景色は何一つ変ってません。何一つ変っていません。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
蒸汽
(
じょうき
)
機関だとか、電動機だとか、そういうありふれたものではなくて、ある種の夢に現れて来る様な、不可思議なる機械力の象徴なのだ。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“蒸汽”の意味
《名詞》
蒸 汽(じょうき)
液体が蒸発又は固体が昇華して気体となった状態のもの。
湯気。
(出典:Wiktionary)
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
汽
常用漢字
小2
部首:⽔
7画
“蒸汽”で始まる語句
蒸汽喞筒
蒸汽船
蒸汽貯蔵鑵