“葭原雀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よしきり50.0%
よしわらすずめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岸から船を離して艪を漕いで中洲の蘆間に入ったのを、誰も見ている者は無かったが、喫驚びっくりしたのは葭原雀よしきりで、パッタリ、鳴く音を留めて了った。
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
朝から晩までべちゃくちゃさえず葭原雀よしわらすずめの隠れにもなる。五月雨さみだれの夜にコト/\たた水鶏くいなの宿にもなる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)