“菖蒲田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうぶた50.0%
しょうぶだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしも仙台せんだいから東京へ帰るようになってから、またまた自分の仕事をつづけましたが、まだまだ力の足りないことを思うにつけ、あの東北の菖蒲田しょうぶたの浜で海の空気を胸いっぱいに吸ったり
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
彼は菖蒲田しょうぶだの海岸の方へ娘達を連れて行ったことを思出した。異母妹とお新とは、互に堅く腕を組合せて、泡立ち流れる潮の中を歩いたことを思出した。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)