“菊乃(きくの)” の例文
初めは十五のとしだったろう、火事のあるまえ、小野の家が御蔵の辻にあったころ、同じ小屋敷の中に北園勝兵衛という納戸役(なんどやく)がおり、そこに菊乃(きくの)という娘がいた。
饒舌りすぎる (新字新仮名) / 山本周五郎(著)