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菁々
ふりがな文庫
“菁々”の読み方と例文
読み方
割合
せいせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいせい
(逆引き)
ここかしこ日は照ってはいましょう。緑色に生々と、が、なかには
菁々
(
せいせい
)
たる雑草が、乱雑に生えています。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
折から野原は一時に青草で満たされ、そうしてその間に緑葉
菁々
(
せいせい
)
と生い茂るのであるから、人の心も何となく
長閑
(
のどか
)
になって野外の散歩を試みずには居られない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
戸外
(
そと
)
の春も、一日ごとに、
菁々
(
せいせい
)
と大地から
萌
(
も
)
えていたが、この吉水の禅房も、若草のようだった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
菁々(せいせい)の例文をもっと
(4作品)
見る
菁
漢検1級
部首:⾋
11画
々
3画
“菁々”で始まる語句
菁々塾
“菁々”のふりがなが多い著者
河口慧海
徳田秋声
吉川英治
太宰治